厚板プレス打ち抜き加工でどの様に量産体制を構築しているのか?
厚板プレス打ち抜き加工でどの様に量産体制を構築しているのか?
弊社の工場をご覧になった方が驚かれるのが、
厚板プレスの打ち抜き加工で月産200万ショットの量産体制を構築していることです。
弊社の厚板プレス加工で打ち抜き加工をできる板厚はt0.8~t12.0までになりますが、
その中でも得意なのが、t6.0以上の厚板プレスの打ち抜き量産加工です。
弊社では
・500t厚板プレス打ち抜き加工ライン×1基 (板厚6mmまで対応)
・150t厚板プレス打ち抜き加工ライン×2基 (板厚12mmまで対応)
で厚板プレス打ち抜き加工の量産加工に対応しております。
3ラインとも
・ジグザグレベラーフィーダで千鳥抜き加工するので最大で7%の歩留り向上
⇒「コラム」厚板プレス打ち抜き加工で歩留りを向上するには
・コンパウンド金型にて平面度の高いプレス加工が可能
⇒「コラム」厚板プレス加工のコンパウンド金型構造
厚板プレスの打ち抜き加工だけではなく、メッキなどの後工程まで対応しておりますので、
ご要望をお聞かせください。
厚板プレス打ち抜き加工が大量生産に適している理由は?
1.高速性と効率性:
厚板プレス打ち抜き加工は一度に多数の部品を生産することができます。一度セットアップされた生産ラインでは、素材の供給から加工までの一連のプロセスが効率的に連続して行われるため、生産効率が高くなります。
2.一貫性と精度:
厚板プレス打ち抜き加工は機械的なプロセスであり、一度設定された加工条件に基づいて一貫した精度で部品を生産します。これにより、部品の品質が一定に保たれ、不良品の割合が低くなります。
3.コスト効率:
厚板プレス打ち抜き加工は大量生産において部品単価を低く抑えることができます。一度設備を導入してしまえば、大量生産においては生産コストを削減することが可能です。また、自動化やロボット化によって労働コストを削減することもできます。
4.柔軟性:
厚板プレス打ち抜き加工ラインは、多様な形状やサイズの部品を生産するための柔軟性があります。同じプレス機やラインで異なる部品を生産することが可能であり、生産の変更や調整が比較的容易です。
5.高い生産量:
厚板プレス打ち抜き加工ラインは高い生産能力を持っています。大型のプレス機やマルチステーションプレスを使用することで、短時間で大量の部品を生産することができます。