風力発電用ハイテンションワッシャー(S45C板厚10mm)
風力発電用ハイテンションワッシャー(S45C板厚10mm)

弊社は大阪府堺市にて、厚板プレス加工・厚板レーザー加工を専門に行っております。
最大500tプレス機をはじめとする豊富な設備を活用し、
板厚12mmまでの厚板プレス加工・板厚25mmのレーザー加工に対応しています。
今回ご紹介するのは、風力発電設備向けのハイテンションワッシャーの加工事例です。
材質は S45C、板厚10mm。製品サイズは 外径Φ150mm と大きく、製品重量は約1.2kg にもなる、
弊社取り扱い製品の中でも最大重量物クラスの厚板プレス部品です。
技術解説:最大重量物クラスを量産可能にする厚板プレス技術
● 外径Φ150・t10mm・重量1.2kgという高負荷条件
本製品は、
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外径Φ150mm
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板厚10mm
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単品重量 約1.2kg
という条件から、プレス加工時の荷重は最大350ton に達します。
厚板かつ大径ワッシャーであるため、
金型剛性・プレス能力・製品排出方法のすべてに高い技術が求められます。
● 350ton荷重でもコンパウンド金型1工程加工
本案件では、
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抜き加工
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内径加工
を コンパウンド金型1工程 に集約。
工程分割を行わず、1ショットで形状を完成させることで、
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工程間誤差の抑制
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平面度の安定
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生産効率の向上
を実現しています。
● 重量物でも安定排出するエアー排出構造
1.2kgという重量物の場合、
金型内での製品残り・詰まりは致命的なトラブルになります。
そこで本金型には、エアー排出機構を組み込み、
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確実な製品離脱
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サイクルタイムの安定
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作業者負担の軽減
を実現しています。
● ロット5,000枚でもレベラーフィードによる自動加工
生産数量は 1ロット5,000枚 と超量産ではありませんが、
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板厚10mm
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重量物
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高プレス荷重
という条件下でも、
レベラーフィードによる自動加工を採用。
これにより、
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品質の安定
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作業効率の向上
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再現性の高い量産
を可能としています。
加工事例概要:風力発電用ハイテンションワッシャー
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製品名:ハイテンションワッシャー
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用途:風力発電設備向け締結部品
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材質:S45C
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板厚:10mm
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外径:Φ150mm
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製品重量:約1.2kg
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加工数量:1ロット 5,000枚
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最大プレス荷重:約350ton
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加工方法:
・コンパウンド金型による1工程プレス加工
・エアー排出構造採用
・レベラーフィードによる自動加工 -
特徴:
・最大重量物クラスの厚板ワッシャー
・高荷重下でも安定した量産加工
対応可能品目(大型・重量物の厚板プレス加工)
弊社では、以下のような製品にも対応しています。
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大径ワッシャー・厚板ワッシャー
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風力発電・再生可能エネルギー向け部品
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板厚8〜12mmの厚板プレス加工
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高荷重(300〜500ton)プレス加工
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重量物製品のエアー排出対応金型
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レベラーフィードによる自動量産
大型・重量物でも、工程設計から量産まで対応可能です。
まとめ
本事例では、S45C・板厚10mm・外径Φ150mmという条件のもと、
最大350tonの高荷重プレス加工を
コンパウンド金型1工程+エアー排出構造で実現しました。
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最大重量物クラス(約1.2kg)
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レベラーフィードによる自動加工
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ロット5,000枚でも安定した量産体制
風力発電設備向けをはじめとする、
大型・重量物の厚板プレス加工は、ぜひ弊社にご相談ください。
関連する加工技術について
本製品は、厚板プレス加工における金型設計および加工条件の最適化により、安定した量産を実現しています。
厚板プレス加工の基本技術や、今回の事例に関連する技術解説については、以下のページもあわせてご覧ください。
風力発電のタワーの建設用のハイテンションワッシャーです。
外径がΦ100を超える大型のワッシャーです。
当社が製造する中でも大型の部類で1.0kgを超える製品重量がありますが、
コンパウンド金型で抜き加工をしてエアー排出をしております。
| 寸法 | 150×45×10 |
| 材質 | SCM435 |
| 加工方法 | シート材1列抜き |
| 数量 | 5,000ケ/1lot |
大型プレス加工品
弊社は厚板のプレス抜き加工を得意としておりますが、
この製品は弊社の実績の中でも最も大型の厚板プレス抜き加工品になります。
製品の重量が約1kg近くになりますが、コンパンウンドでの
量産の実績もありますので、大型のプレス抜き加工でお困りであれば
ご相談ください。