②月産200万ショット量産体制

月産200万パンチの生産能力!

150tプレスライン
150tプレスライン

弊社ではメインプレスラインを500tプレス(自動・単発)1機、150tプレス(自動)2機にて量産加工体制を敷いております。板厚0.8mm~10mmまで、材料巾250mmまでレベラーフィードで対応可能です。 自動化することにより、材料歩留りの向上、生産効率のUP、不良率の減少などのメリットが見込まれます。 
1ロットの生産数量は増加することになりますが、総合的に判断をすると費用対効果が見込まれます。

 

月産200万パンチの生産能力とは 

弊社ではメインの打ち抜きプレスラインを自動化しております。

500t厚板プレス打ち抜き加工ラインで月産50万パンチ

150t厚板プレス打ち抜き加工ライン2基で月産160万パンチ

3基合計で月産約200万以上の厚板プレス打ち抜き加工製品を生産できる体制を構築しております。 

 

500tプレス 50万パンチ/月   
150tプレス 160万パンチ/月(2機合計) 150tプレス自動ライン 

 

 

なぜ、200万パンチの量産が可能なのか?

弊社では、最大で1製品が50万個/月産の厚板プレス打ち抜き加工製品の生産を実現しております。 

厚板のプレス打ち抜き加工になると、板厚が厚いためにプレス機械の高速加工は難しくなります。また、弊社では普通鋼ではなく、S45Cなどの特殊鋼をメインに加工しているので、SPHCなどと比較して材料が硬いので、板厚と同様にプレス機械での高速回転は難しくなります。さらにもう1点、厚板で大型のプレス抜き加工品を多く扱っているので、多数個取りは難しくなります。

上記のような理由から、厚板プレスの打ち抜き加工品を量産は他社では敬遠される事が多いですが、金型材質の選定やラッピング仕上げ、加工油の塗布量。他にも、金型や治工具の整理整頓による段取り時間の短縮などをしております。

小規模な会社ですので、オペレーターを多能工に教育し、メイン担当・サブ担当と複数担当制にするなど、生産効率の向上を図っておりますので、夜間の少人数での稼働や生産条件によっては一部で無人運転も実現しております。 

 

厚板打ち抜きプレス加工の量産加工のメリット

・歩留りの向上・・・材料を厚板プレス打ち抜き加工機に機械で自動挿入することで、材料の送り量が安定するので材料ロスを削減できる。

・生産効率のUP・・・材料を厚板プレス打ち抜き加工機に機械で自動挿入することで、材料の送り速度が速くできるので生産効率が向上する。 

・不良率の減少・・・材料を厚板プレス打ち抜き加工機に機械で自動挿入することで、材料送りが安定するので不良率が減少する。 

コイル材での材料供給が難しいような生産ロットや、試作対応、t12mmなどレベラーでの対応ができない場合はシート材でも対応しております。